ターン終了時の終了後に”影の舞”を発動する話
最初に結論を言いますと、相手のターンの終了時の終了後に影の舞を発動することで自分のターンに召喚酔いしていない状態の大型リゾネイターを使用できる、というテクニックがFOWにはあります(が、自分のターン終了時に影の舞で出たリゾネイターは除外されます)
影の舞は使うひとでプレイングスキルわかる
— にょんの彼方 (@nyon381) 2016年11月24日
FOWのルール理解してる人が使うとめんどくさい
相手のエンドに合わせて影の舞→フックか魔術師
フックなら魔石
魔術師なら影の舞とか回収
こっちのターンのエンドに除外になるから、そのリゾネーターに血液の沸騰打ち込んで墓地に
魔術師ならループ
— 菘。 (@TG_TCG) 2016年11月24日
解説すると言っても、総合ルール505.3の「ターン終了時」の誘発タイミングの後である505.4の優先権タイミングで影の舞を打つことができて、そのリゾネイターはターンプレイヤーが変わってその次のエンドフェイズまで場に存在しつづけることができる、というだけの話です。
@TG_TCG フォロー外より失礼します。505.5eに書いてある『最終ステップの....最終ステップの最初から処理する』によって影の舞で出したリゾネーターは除外されないんですかね?
— 灯の再覚醒だめっト (@pueepuee) 2016年11月24日
さて、505.5eの「この時点で実行すべきルール処理や発生している誘発条件やがある場合、優先権処理を実行し、その後最終ステップの処理を最初から実行します。そうでない場合、最終ステップの処理を終了します。」とありますがここで影の舞のターン終了時除外はされないのか、という疑問
この505.5eを説明すると、「505.5a~505.5dの間で行われた処理の結果、誘発能力が誘発したらこのタイミングで解決していきます」ということです。
この時点で実行すべきルール処理を例として示すと、
「相手の場に"復讐の屍王 アーサー"が7体いて、自分の場に"聖魂の神話使い シャルロッテ"(備考:LEL収録の記事時点で未発売カード)がいて自分の手札が8枚以上ある状態で自分のターンを終了しようとした」
などが当てはまります。
この時の場の状況を説明すると、シャルロッテのDEFは手札×200なので1600以上あり、アーサー7体分の効果によってシャルロッテにDEFに-1400補正がかかってる状態です。
アーサーが7体並ぶのはコントロール奪取や影のドッペルゲンガーでコピーする等を駆使したら実現可能ですが実際のゲームでこのような場面になることはそうそう無いでしょうが例なので許してください何でもしますから(震え声)
さて、手札調整フェイズ(505.5d)で手札が7枚より多いので手札を7枚になるよう超過分を捨てます。そうるすと手札が7になるので、シャルロッテのDEFが1400-1400で0になってます が、このフェイズではルール処理を行うタイミングが無いのでそのまま次の処理である505.5eにいき、そこでようやくシャルロッテが破壊されます。
これが「この時点で実行するべきルール処理」の例です。
そして、「誘発条件やがある場合」とありおそらくこの部分が影の舞のターン終了時なのではと疑問に思ったのでしょうが、これはあくまでも「誘発済みの能力」です。
例としては手札調整フェイズで"シャルロッテの守護者"を捨てた時などが当てはまります。
上記と同様に505.5dでは誘発処理が行われないので、守護者の効果が誘発状態のまま505.5eに移行してそこで守護者の効果がチェイスエリアに置かれ処理されます
長々と書いて何がいいたいのかというのは、505.5の中では「ターン終了時」の誘発能力が発動しないということです
追記
@pueepuee この場合の最終ステップとは、「505.5. 最終ステップの処理として、以下をこの順に実行します。」である505.5の処理の部分で、ターン終了時誘発タイミングである505.3には戻ることは無いので、発動したターンでは影の舞で出したリゾネイターは除外されません
— 菘。 (@TG_TCG) 2016年11月24日
ってブログ記事で長々と解説した上でアンサー文がこうなるんですけど140文字縛りのツイッターだとこう返すしかないですしこの返信の方が質問文に対するアンサーとして適当な気がする